日本人とご飯の深い関係
2007年 10月 26日
「朝ごはんは、パンです。」とか「時間が無いので、朝ごはんは食べません。」という
方もいらっしゃるかと思います。
稲作の歴史は古い…
日本人というのはお米を主食として、それに伴う文化を古代から形成してきたんですよ。
皆さんは歴史の授業で古代の稲作のことについて学んだのを覚えていますか?
日本に稲が伝来してきたのは縄文時代の後半で、弥生時代には稲作が日本全土に伝わっていきました。遺跡の発掘などでこれらは証明されています。
沢山ご飯を食べる為…
それだけ昔から稲作が行われていたにも関らず、ご飯を腹いっぱい食べられるようになったのは、今から半世紀も満たないんですよ。
昭和41年を境に米の生産が消費を上回るようになってからなのです。
それ以前は、天候などの影響を受けて米の収穫が安定しませんでしたが、
稲の品種改良を重ねて、天候の変化に強く安定して収穫できる品種を開発し、
それらの栽培が軌道に乗ってくることによって生産量が増加してきたんです。
日本だけでなく世界には…
日本で栽培されている稲の品種って、凡そ1000品種くらいあるんです。
結構多いって思いましたか?
実は、世界には10万を超える品種があると推測されているんです(!)。
特に日本より古くから稲作が行われていたと言われる中国やインドなどの東南アジアでは非常に多くの品種が栽培されていると言われています。
日本で栽培されている品種の殆どは真ん丸い粒のものですが、
世界には粒の大きさや形や色といった外見や、デンプン質や脂質といった成分組成の違いで様々な品種に区分されるんです。
日本人とご飯には、切っても切れない古からの関係があるんですね。
本当は皆さんの生活にもその証拠があるんですよ。
「食事」を「ご飯」といいますよね?「朝食」を「朝ごはん」というように。
どんなに内容がパンであっても、「朝ごはん」なのです。
日本人とご飯は、深い関係なわけです。
