米飯給食って
2008年 06月 09日
今では当たり前のように行われている、いわゆる「米飯給食」。
いつ頃から始まったか、ご存知ですか?
米飯給食が始まったのは昭和51年頃です。
最初の目的は、当時日本各地でコメの生産量が増加しコメ余り状態になったこと
から、学校給食をその消費先として考え、文部省(今の文部科学省)が推進したのが
始まりとされています。
現在では全国の給食実施校の99.4%で米飯給食は実施され(2004年度)、
全国で週平均2.9回は米飯給食が行われているそうです。
そんな中、米飯給食を推進する動きがあります。
何故そういう動きが出てきたのでしょうか?
まず、地産地消という観点で、地元で栽培された農作物等を地元で消費する。
そして地元の食材や食文化への理解を深めると言う点
(いわゆる食育の観点)。
また、欧米的食生活で肥満児が増加していることから、日本的なバランスの取れた
食生活を積極的に取り入れようという点、
(食事バランスの改善という観点)。
もう1つが、コメの更なる消費増加に伴う生産量増加を見越した観点
=減反政策などによる休田増加に歯止めをかけようという農業側からの観点。
特に米どころと言われる地域では、米飯給食の拡大に向けた動きは活発に
なっているようで、
福井県では市町村の半分以上が完全米飯給食化していて、更に増加傾向にあるそうで、
山形県では「米飯給食回数日本一」を目指して助成制度を取り入れようという動きが
あったり、
各地で様々な取り組みが行われていますが、これらの動きは「コメ消費の拡大」
という観点が大きいようです。
これら米飯給食を増やそうと言う動きが出てきているようですが、
2004年度で、文科省が指導している「週3回」の米飯給食実施校は70.9%。
しかし毎日米飯給食を行っている学校は、わずか4.5%しかありません。
ただ、昨今の穀物の世界的な高騰、特に小麦の高騰や家畜に対する飼料の高騰によって
給食を取り巻く環境も少なからず影響が出てきています。
今後更に米飯給食へのシフトチェンジが加速するかもしれません。
「米飯給食」について、フォーラムで語り合いませんか? こちらへ
