カレーに舞う米・・・
2009年 01月 21日
お正月を過ぎて、皆さんの生活もひと段落といったところでしょうか。
年末年始と慌しく過ごし、おせちや来客への振る舞いなどで
お母様方は厨房に立ちっぱなし。
落ち着いたところで、レトルトカレーとかで夕食を済ませようという感じに
なりますよね?
まさに、
「おせちも良いけど、カレーもね。」
であります。
このフレーズをご存知ですか?
最近でもこのフレーズを使ってCMが流れていましたが、
もともとは昔、キャンディーズがハウス食品の「ククレカレー」のCMで言っていた
フレーズで、それを歴代のCMで正月になると流れていたというわけです。
お正月のおせちやお餅に飽きたら、カレーでもどうですか?という心理をついていて、
しかも当時の正月のスーパーは当然休業ですから、レトルトカレーのような
常備食品を買いためておく風潮も重なり、
そのフレーズが耳に残るようになっていったようですね。
さて、ここからが本題。
日本におけるカレーと言うのはインドカレーと違い、しっかりとしたトロミがあります。
そして、日本人が好むご飯と言うのは、粘りとふっくら感の強いもので、
この両者、トロミとご飯の表面にある粘り気が、実は相性がよくないのです。
トロミの強い日本的カレーに合うとすれば、粘り気の少ない固めのご飯。
しかし、そういうご飯は、本来の日本人の嗜好には合わないのです。
日本人好みで、しかもカレーに合うご飯(=米)は出来ないのだろうか?
日々進歩を遂げている日本の農業研究技術の中で、そんな米が出来たというニュースが
ありました。
ククレカレーでおなじみ「ハウス食品」と農業・食品開発技術総合研究機構との
共同研究で開発され、主に米の品種改良を行っている中央農業総合研究センターの
北陸研究センター(新潟県上越市)で生まれました。
題して「華麗舞」(かれーまい)。
インド型品種(インディカ種)の「密陽23号」と日本型品種(ジャポニカ種)の
「アキヒカリ」とを掛け合わせて誕生したこの「華麗舞」。
インド型と日本型の双方の特徴を兼ね備えたこの米は、
表面には粘り気が無く固めご飯の塊が出来難く、そして粒の内部はコシヒカリと同等な軟らかさを持つという。
またカレールウとの相性を他品種と比較するモニタリングでも、「華麗舞」が最も良いと
いう結果を得たそうです。
実際に「華麗舞」が誕生したのは2006年。
その後キャンペーンでプレゼントされたことはあったが、一般に流通はしていなかった
のですが、今年の1/22(木)から通販限定で販売するそうです。
3合(450g)入り3袋で、1500円。限定5000セット。
品種として耐冷性及び耐病性が弱いので、今後本格的な栽培に向けて更なる改良が
されるかもしれませんが、
このような特定のメニューにあった品種の改良が、これからも増えてくるかもしれません。
ハウス食品 通販サイト「SHOPハウス」
https://www.shop-house.com/kareimai/index.html
