されど「お茶漬け」
2009年 04月 20日
すっかり春になりまして、旬な食材も店頭に出回ってきていますよね。
「最近、結構食べてるなぁ~」なんて人、いませんか?
歓送迎会やお花見などと
日常以上に食べる機会が多い時期を過ぎて、
少し胃がお疲れになっていたりしませんか?
そんな時にさらっと済ませたいのであれば、お茶漬けとか良いですよね?
皆さんはどのようにして「お茶漬け」を召し上がりますか?
お茶漬けの食し方には大きく3パターンがあると考えられます。
1つは、お湯やお茶をかけて食べるパターン。
一番手軽ですぐ食べられるこの方法。
初めは平安時代以前からあるお湯をかけて食べる方法(=湯漬け)で、
江戸時代頃からお茶をかけて食べる手法が普及し始めたそうです。
特に煎茶には旨み成分と言われるグルタミン酸ナトリウムを含んでいるので、
ご飯を美味しくいただけるというのです。
これに漬物を添えてさらっと頂く方、多いのではないでしょうか?
2つに、インスタントお茶漬けで食べるパターン。
現代で言う一番ポピュラーな食べ方であるこの方法。
1952年に永谷園が初めてインスタントお茶漬けを発売して以来、
お茶漬け=インスタントという概念が根付いたようで、
お茶漬けの食べ方が「お茶かけ」か「インスタント」かで
世代が分かれるようです。
この2つの食べ方から進化したのが
3つ目のダシ・スープをかけて食べるパターンです。
インスタントお茶漬け自体がお茶ではなく、ダシ風味で頂くのが派生して
ご飯の上に具材を乗せて、その上から具材にあわせたダシやスープをかけて食べる
スタイルが生まれました。
これによって、今までは漬物や鮭、明太子、鯛などといった限定的だった具材が
豚肉や鶏肉といった肉類、ホタテなどの貝類、天婦羅やとんかつといった
様々なバリエーションが増え、
またかけるダシも、鰹や昆布に加え、とんこつや坦々といったラーメンスープを
かけるものまで出現し、お茶漬けの新たな世界がさらに広がっています。
家庭で手軽に食すお茶漬けも、最近では外食の新たなカテゴリーとして注目され、
様々なお茶漬けを色んなテイストで提供するお店が現れました。
店内の雰囲気も落ち着いた和風のものから洒落たカフェスタイルのものまで。
食すスタイルもお茶漬け単体のみならず、小鉢などがついた定食風や
コース料理の一部となっていたりと今までのお茶漬けの概念からすると少々高級感が出たお茶漬けが提供されています。
またミニサイズを数種類試せたり、ランチタイムにはご飯やスープをお代わり自由で
提供する庶民的なお店もあるようです。
家庭で食べるお茶漬け以外に、外で食べる1ランク上のお茶漬けが現れ、
お茶漬けに高級感という新しい価値観が加えられた今、
インスタントでも通常より高い価格帯のものが出るようになりました。
スーパーで売っている一般的なインスタントお茶漬けは、8食入りで200円前後。
しかし高級なものでは、4食入りで1200円ほどするものがあるようです。
なかなかお目にかからないこの商品は、通販限定として販売されていて、
家庭で食べる以外にも贈答用にも好まれているようです。
みなさんは、どんな「お茶漬け」を召し上がりますか?
