「動物としてのヒト」-5
2008年 10月 17日
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ちづりん&よこりんです! 今回は『「動物としてのヒト」‐5』の話です。
| ちづりん | 『よこりん! よこりん! これ見てくださいよ!』 | ||
| よこりん | 『何よ? 今日は何見せられるの?(゜O゜;』 | ||
| ちづりん | 『今の世界人口です。推計66億人ですって、そのうち中国が13億人でしょ? 世界人口のだいたい20%が中国の人なんですねぇ。』 | ||
| よこりん | 『へ~え、そういうことになるんだぁ。オリンピックでもメダルいっぱい取るはずだねぇ。(^^;』 | ||
| ちづりん | 『それからこれこれ。「過去6000年間に存在した全ての人口のおおよそ5分の1が現在の人口」ですって、凄いですね~。』 | ||
| よこりん | 『まさに人口爆発ってやつだなぁ。』 | ||
| ちづりん | 『それに今は世界中のあちこちに人が暮らしてますよね。南極以外のほとんどのところに人が住んでるんですって。』 | ||
| よこりん | 『今日のちづりんはずいぶん物知りだな、恐れ入っちゃいます。(^^; 』 | ||
| ちづりん | 『そりゃーね、私だっていろいろ勉強してますから。(^^ゞ』 | ||
| よこりん | 『感心かんしん。d(^-^) 元々はアフリカのごく限られた場所で暮らしていたと言われてるヒトが徐々に生活圏を広げていった結果だよね。前にも話したように食物が豊富なそういった場所からどうして移住を始めたんだろうね?』 | ||
| ちづりん |
『ヒトが増えてきて食糧難になったとか...別なところにもっと美味しいものがあるかもしれないと思ったとか...単にあっちの方はどうなってるのか知りたくなっちゃったとか?(^^;』 |
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| よこりん | 『そのあたりのところはよくわからないところだよね。ボクは好奇心で移り住んでいったって信じたいけど。(^^;』 | ||
| ちづりん | 『でも人間だけですよね、こんな広範囲に広がってるのは。人間が飼ってる家畜は別にして、ライオンだってトラだってパンダだってカンガルーだって、みんな人間ほど広範囲にはいないですもの。』 | ||
| よこりん | 『ちづりんもいいところに気付いちゃったねぇ。サルの北限はニホンザルが住んでる青森の下北半島なんだってさ。同じサルの仲間のヒトはもっともっと北にまで行ってるよね。』 | ||
| ちづりん | 『元々南の暑いところで暮らしていたヒトにとっての苦労は並大抵のものじゃなかったんじゃないかしら?』 | ||
| よこりん | 『まったく。でもいきなり行ったんじゃないよ?(^^; ヒトが移動を開始したのは今から2万年くらい前なんだって。それから何千年、あるいは1万年以上かけてちょっとずつ移動したんだし。』 | ||
| ちづりん | 『そっかそっか、ちょっと安心しました。でも生活環境ごと移動できるわけじゃないから...特に食べ物なんかはどうしたんでしょうねぇ。』 | ||
| よこりん | 『主に食べてたものが植物だとしたらその種類も変わっていくよね。北に行けば行くほど穀類や芋類など、食物に適した植物は少なくなるんだよね。 さてどうしたもんか?』 | ||
| ちづりん | 『植物でない代わりのものを食べるようになった...ってことかしら?』 | ||
| よこりん | 『今日のちづりんは冴えてらっしゃる。(^^; ボクもそれが言いたかったんだよ。北極圏に住むイヌイットは肉しか食べないし、そもそも欧米人は肉を多く食べるよね。きっとヨーロッパ方面に移住していったヒトは植物の変わりに肉を多く食べるようになったんだと思うんだ。ヨーロッパも寒いところだからね。』 | ||
| ちづりん | 『ヨーロッパは寒いんですか? パリなんか東京と同じくらいじゃないんですか?』 | ||
| よこりん | 『それがね、そーでもないんだよ? 北海道の北端にある稚内はヨーロッパでいうとイタリアのヴェニスと同じくらいの緯度なんだよ。東京以南は北アフリカのあたり。驚いちゃうでしょ?』 | ||
| ちづりん | 『そーなんですか! 知りませんでしたぁ。でもヴェニスなんかは稚内と比べればよっぽど暖かそうじゃないですか?』 | ||
| よこりん | 『稚内の北側は海だから寒気がもろにやってくるけど、イタリアの北側はアルプス山脈があって冷たい空気を遮断してるんだよ。』 | ||
| ちづりん | 『なーるほど。何となくわかります。』 | ||
| よこりん | 『でもアルプスの北側は寒くなっちゃうわけだよね。特に夏場の平均気温が低いのでヒトにとっては過ごしやすい夏かもしれないけど食用の植物は育ちにくいんだって。』 | ||
| ちづりん | 『そう考えると日本って国はとても恵まれた国なんでしょうか。四季折々いろんな作物が摂れるんですもの。』 | ||
| よこりん | 『おまけに日本は降水量も多いでしょ。ヨーロッパに比べると3~5倍くらいの降水量になるらしい。』 | ||
| ちづりん | 『もう一度日本を見つめなおさないともったいないですねぇ。』 | ||
| よこりん | 『ほんとだよね。四季がある、水もある、気候もいい、食用の植物にとっては理想的な場所かもしれないよね。そういった条件に恵まれないヨーロッパでは植物の代わりに動物を捕って食べなくてはならなくなる。それだけじゃなくて、牛や羊の乳も重要な食物だったわけだよね。』 | ||
| ちづりん | 『肉嫌いや牛乳嫌いな人は大変だったでしょうに。』 | ||
| よこりん | 『いや、まったく。(^^; 移住によって食環境が変わるということはその新しい環境に適応できないとダメだよね。逆に言えば、新しい環境に適応出来るヒトだけが残って自然に淘汰もされたってことじゃないかな?』 | ||
| ちづりん | 『なかなか厳しい話ですね。』 | ||
| よこりん | 『でもその結果、イヌイットはほとんど生肉だけ食べて生活できるようになっているんだからね。まぁ何千年もの時間を費やしての結果なんだろうけど。』 | ||
| ちづりん | 『話を聞いてるとヒトの適応力も凄いなぁって思っちゃいました。』 | ||
| よこりん | 『こうして熱帯か亜熱帯かのエリアから北の方へ移住していった一部のヒトは肉も多く食べるようになった。もちろん植物も食べる。だからヒトの食性は雑食性に変わったと言うのは無理があるよ。肉を多く食べられるようになったのはこの一部のヒトなんだからね。』 | ||
| ちづりん | 『でも今じゃ日本人だって何人だって肉を食べるようになってますよね? だから何でも美味しく食べられる雑食性になってきたのかな?って考えてしまいますぅ。』 | ||
| よこりん | 『日本人が肉を食べるようになったのは明治維新後なんだよ? それも庶民じゃなくてある程度裕福な人たちだけ。みんな西洋文化に学べっていう時代だったからね。一般庶民も含めて肉がポピュラーになってきたのは第二次世界大戦後。』 | ||
| ちづりん | 『そっかそっか。みんなが食べるようになってからまだ60年くらいしか経ってないんですねぇ。』 | ||
| よこりん | 『今の人たちはバクバク食べてる。(^^; 何千年もの時間を費やして適応してきたことを、我々はたった60年でやろうとしている。』 | ||
| ちづりん | 『その副作用として生活習慣病などのトラブルが増えている?』 | ||
| よこりん | 『そーなんだよ!ちづりん。今日は冴え渡ってるね!(^^; ボクも肉は好きだし、栄養の面でも優れたものがあるから、肉食を全否定するわけじゃないんだけど...。でもあまりにも短期間のうちにこんなにたくさんの肉を食べるようになってしまったことが恐ろしくもあるんだよね。』 | ||
| ちづりん | 『そこでヒト本来の食性を考えてみようということになったわけですね。本来の食性に適った食事をするのが身体にとってはとても重要なことですから。改めて納得しました。』 | ||
| よこりん | 『今日話したようなことから、ヒト本来の食性は植物食性であると考えるようになってきてるんだけど、その裏付になるようなことも今調べてるんだよね。(^^ゞ』 | ||
| ちづりん | 『すると次回はその辺りの話になりそうですね。(^^; 楽しみにしてくれている人もいるようですし、またよろしくお願いします♪』 | ||
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(参考文献) |
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この話は続きますが、ご意見・ご感想を「食と暮らし」フォーラムでお聞かせください。 ちづりんの『ママな私』ブログはこちらで公開中♪ |
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